明日葉（あしたば）の食べ方・料理レシピ♪

明日葉とは？

明日葉の食べ方を知る前に、まずは明日葉とはどんな野菜なのか・・・ということを知りましょう！食材の事を深く知れば、より明日葉を美味しく感じるかもしれません。それよりも早く明日葉の食べ方を知りたい！という方は明日葉の食べ方へどうぞ！

まずはじめに、少し堅苦しい説明から。明日葉とは、複数年生存する多年草の一種で、セリ科シシウド属に属する日本原産の植物です。明日葉は太平洋岸に自生しており、成長すると草丈は１～１．２メートル程度に達します。

明日葉の種蒔きの時期は４月～５月で、種は直播（ちょくは）し、土をかぶせないようにします。半月から一カ月すると発芽し、葉が３～４枚になったところで３０～４０ｃｍの間隔に植えかえます。夏から秋にかけて茎の花序の先に小さな花をつけます。花が散ると果実をつけます。

収穫は１年目は行わず、２年目以降の５月～７月にかけて行います。新芽が２０～３０ｃｍまで成長したら根元を残して摘み取ります。葉、茎、根を食用として使用します。

明日葉の成長に適した温度は１５℃～２０℃で、成長に適した土壌は中性から弱い弱酸性で、畑土か赤玉土が好ましいとされています。

水は培養度が乾いたらたっぷりと与えますが、与えすぎは禁物。また水はけの悪い場所は不適切です。明日葉は夏場の厳しい日射に弱いので、日よけが必要です。また、冬場の防寒対策には盛り土が必要です。化成肥料を与えるのは月に一度少量を置き肥するのが良いとされています。

病害虫のアブラムシ対策には殺虫剤の散布が必要になり、明日葉の葉を食するキアゲハの幼虫は除去しなければなりません。しかし明日葉は元来成長が早く、「今日積んでも明日には生えてくるほど生命力の強い葉」という性質から「明日葉」という名前がついています。